エビングハウスの忘却曲線の活用
投稿日時:2014-03-17 13:21
効率的な学習方法を考えるとき、 是非、エビングハウスの忘却曲線を取り入れましょう。憶えてから一日は急激に忘れてしまいますが、その後の忘却は緩やかとなります。実験では、20分後に42%、1時間後に56%、1日後に74%、1週間後に76%、1か月後に79%を忘れるという結果が出ました。復習する際、その間隔を次第に長くしていけば、効率的に記憶できるということになります。さらに、確実に解けた問題を外して復習すれば、とても効率的になります。自信のない科目、分野になるほど、エビングハウスの忘却曲線はとても役に立つはずです。
ただ、この実験では無意味な単語を使用しています。必ずしも学習と同じ忘却曲線を描くわけではありません。エピソード記憶や意味記憶といったものは、長期的に保持される記憶として知られています。意味を理解しない丸暗記の場合、エビングハウスの忘却曲線と同じ曲線になるかもしれません。学習では、その意味付けも大切な要素と考えたほうがいいでしょう。
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